きみは家計簿（かけいぼ）ということばを聞（き）いたことがあるよね。
　きみのお母（かあ）さんたちは毎月（まいつき）家計簿（かけいぼ）をつけているよね。これは無駄遣（むだづか）いをしないためにつけているんだ。家計簿（かけいぼ）をつけないで、いいように無駄遣（むだづか）いをしていると、赤字（あかじ）になって、生活（せいかつ）ができなくなるよね。
　同（おな）じように、ぼくたちがこの地球（ちきゅう）から、なにをもらって、なにをどのくらい返（かえ）しているか、知（し）っておかないと、いつか赤字（あかじ）になって、ぼくたちは地球（ちきゅう）に住（す）めなくなってしまうかもしれない。
　そのための家計簿（かけいぼ）、これを「環境家計簿（かんきょうかけいぼ）」っていうんだよ。
　ただしチェックするのはお金（かね）じゃない。

　環境家計簿（かんきょうかけいぼ）は、ぼくたちが生活（せいかつ）のなかで知（し）らずに排出（はいしゅつ）している二酸化炭素（にさんかたんそ）の量（りょう）を調（しら）べるものなんだ。二酸化炭素（にさんかたんそ）は地球温暖化（にさんかたんそ）の一番（いちばん）の原因（げんいん）と考（かんが）えられていたね。これをできるだけ少（すく）なくするために、環境家計簿（かんきょうかけいぼ）をつけるんだよ。
　計算（けいさん）の仕方（しかた）は下（した）の表（ひょう）のようになっているんだ。