今人舎とは今人舎の本づくりとは編集者のメッセージご父母様へ
先生方へ図書館の方へ書店の方へ書籍企画募集求人案内
調べ学習やくだちコーナー
ペーパーチャレラン
こどものあそびば
こどもアンケート
おはなし広場
本の紹介
今人舎オロジーズ
こどもくらぶからの最新情報

バングラデシュに学校をつくろう! 〜ハッサンさん(東京都国立市在住)

東京都国立市のこどもくらぶ編集部の近くにある
インド料理店のマネージャー、ハッサン・ザーマンさんは、
故郷のバングラデシュに、ひとりで学校づくりをはじめた。


 

●たったひとりではじめた学校づくり

 東京都国立市でインド料理店をひらいているハッサンさんは、インド国境に近い、バングラデシュのある村の出身。
 バングラデシュには学校が足りない。そこで、ハッサンさんは自分でこつこつためたお金と、お店に置いた募金箱にお客さんが入れてくれたお金で、故郷に学校をたてた。
 さいわい、ハッサンさんのお父さんが土地を残してくれていたため、建物をたてる費用を用意すればよかった。とはいっても、ひとりで学校建築の費用をつくるのはたいへんなこと。

募金しよう!

 2002年3月現在、学校では約250人の生徒が勉強している。ところが、この学校にはまだ床がはられていない。ハッサンさんは、つぎにバングラデシュに帰るときには、床をはるためのお金を持って行こうと、奥さんといっしょに一生懸命はたらいている。また引きつづき募金箱で善意のお金を集めている。

 募金をしてくれる人たちについて、ハッサンさんはこう話している。
「最近、家族連れのお客さんのなかで、募金箱に子どもさんの方が先に気づき、お父さん、お母さんにいって、募金してくださるということが増えているんです。子どもたちは学校の授業で、学校が足りない国について勉強しているみたいですね」

 開発途上国に学校をつくっているボランティア団体としては、たとえば全国から集めた募金でカンボジアに40校以上の学校をつくったJHP・学校をつくる会がある。
 でも、そのような大きな団体に属していなくても、ハッサンさんのように、個人で地道に活動をしている人もいる。
 この活動に興味・関心がある方は、下記までお問い合わせを。

ハッサン・ザーマン
〒186-0001 国立市北2-11-6 国立アレイ102 

*かならずお手紙にてお問い合わせください。